2026年1月23日、韓国・ソウルで世界最大級のライブ配信イベントが開催されました。その名もBIGO Awards Gala 2026。32カ国から約1,500名のクリエイターが集結し、オンラインでは約150カ国から63万人が同時接続するという、まさにグローバル規模の一大イベントとなりました。
この記事では、世界的に注目を集めるライブ配信プラットフォームBIGO LIVEと、その年次フラッグシップイベントであるBIGO Awards Gala 2026について、初めて知る方にもわかりやすく解説していきます。
01.BIGO LIVEとは?世界6億人が使う配信アプリ
BIGO LIVEは、2016年3月にシンガポールのBIGO Technology社が開発した、世界最大級のライブ配信プラットフォームです。現在、世界150カ国以上で展開され、登録ユーザー数は6億人以上。日本ではPocochaや17LIVEと比べるとまだ知名度は高くありませんが、グローバル規模では圧倒的な存在感を誇ります。
BIGO LIVEの主な特徴
- 世界中のユーザーとリアルタイムで交流できるグローバル配信環境
- 多言語対応と自動翻訳機能で言語の壁を超えたコミュニケーションが可能
- マルチゲスト配信やPK配信など、独自の配信形式が充実
- ファミリー制度やファンクラブ機能でコミュニティが形成されやすい
- 投げ銭システムによる収益化で、配信活動を仕事にできる
日本のライバーにとってのチャンス
BIGO LIVEは東南アジアを中心に展開しているため、海外ユーザーからの注目度が非常に高いのが特徴です。日本の配信アプリでは容姿や話術が重視される傾向がありますが、BIGO LIVEでは日本人であることそのものが大きな強みになります。簡単な外国語の挨拶を覚えるだけで、海外リスナーから熱烈な支持を得られるケースも少なくありません。
02.BIGO Awards Gala 2026の全貌
BIGO Awards Galaは、BIGO LIVEが年に一度開催する最高峰のイベントです。過去にはドバイ、ラスベガス、シンガポールなど世界各地で開催されてきましたが、2026年は初の韓国・ソウル開催となりました。
イベント概要
- 開催日時:2026年1月23日(金)
- 開催場所:韓国・ソウル KBSホール(永登浦区)
- イベントテーマ:「SEOUL LIGHTS, BIGO NIGHTS」
- 現地参加者:32カ国から約1,500名のクリエイター
- オンライン視聴:約150カ国から同時接続者数約63万人
ソウル開催の意義
今回のソウル開催には、主催者側の明確な意図がありました。ソウルは創造性・テクノロジー・カルチャーが融合する都市として、グローバルなコンテンツ制作のハブとしての地位を確立しています。充実したインフラ、活発なクリエイターエコシステム、そして新しいフォーマットに敏感な観客層。これらすべてが、BIGO LIVEのグローバル展開と合致する都市として選ばれた理由です。
03.豪華ゲストとパフォーマンス
BIGO Awards Gala 2026では、K-POPスターのSe7en(セブン)とブロードキャスターのOlivia IHが司会を務め、世界各地からトップクリエイターが集結しました。
特別ゲストパフォーマンス
- ガールズグループFIFTY FIFTYが「Gravity」のロックバージョンを披露
- ガールズグループtripleSによるパフォーマンス
- ベトナム、フランス、インドネシア、日本、中東など各地域のクリエイターによる多彩なステージ
特に注目されたのは、各地域を代表するクリエイターたちの文化的多様性を活かしたパフォーマンスです。言語や文化の違いを超えて、ライブ配信というプラットフォームで繋がるクリエイターたちの情熱が、ソウルの夜を鮮やかに彩りました。
04.授賞式の内容と受賞カテゴリー
BIGO Awards Gala 2026では、この1年間に活躍した200名以上のライバーおよびファミリーが表彰されました。受賞者には金メッキの2026 Galaトロフィーとアプリ内報酬が贈られ、特に注目された受賞者は韓国・江南区の大型デジタルサイネージやタイムズスクエア、ドバイなど世界の一等地での広告露出という特典も用意されました。
主要受賞カテゴリー
- Regional Top Awards(地域別最優秀賞):各国・地域のトップホストとクリエイターファミリーを表彰
- Continental Top Awards(大陸別最優秀賞):アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸、中東、アフリカなど大陸別の優秀クリエイターを表彰
- Global Top Awards(グローバル最優秀賞):世界規模で活躍するクリエイターと事務所を表彰
- Global Top Tycoon(グローバル最優秀タイクーン):最も高いグローバルエンゲージメントを持つ個人・グループ
視聴者参加型の特別賞
配信中のリアルタイム投票で決定される3つの特別賞も用意されました。
- Most Popular Broadcaster(最も人気のあるブロードキャスター)
- Most Popular Family(最も人気のあるファミリー)
- Gala Star(ガーラスター)
これらの賞は、視聴者がリアルタイムで投票に参加できる「Votebox」システムを通じて決定されました。配信を見ながら投票に参加することで、視聴者自身がイベントの一部となる仕組みが実装されていたのです。
05.ガーラへの道のり:予選と選考プロセス
BIGO Awards Galaへの出場権を獲得するまでには、厳しい予選プロセスがありました。2025年11月から12月にかけて、世界中のライバーが熾烈な戦いを繰り広げました。
Host Championship(2025年11月開催)
個人ベースの予選では、パフォーマンス、戦略、視聴者との交流に基づいて選考が行われました。特筆すべき成績として、DREBABYが640万時間以上の視聴時間を達成し、インドネシアのRico TianがPKマッチで地域を制覇するなど、各地域で激しい競争が展開されました。
Global Family Tournament(2025年12月開催)
チーム戦による選考では、最大100名のメンバーで構成されるファミリーが協力して競い合いました。トーナメントは3つのトラックに分かれて実施されました。
- Beyond Self Track(自己超越トラック)
- Unstoppable Spirit Track(不屈の精神トラック)
- Breakthrough Track(ブレークスルートラック):2025年の自己記録を更新したクリエイターに賞金
トップファミリーには20万Bean(ビーンズ)の賞金プールが用意され、トップ10入賞ファミリーには段階的な賞金が配分されるなど、高額な報酬が設定されていました。
06.受賞者特典の詳細
BIGO Awards Gala 2026の受賞者には、トロフィーや賞金だけでなく、様々な特典が用意されました。
デジタル特典
- 2026年ファイナリスト限定のレアなプロフィールスキン
- カスタムアバターペンダントとフレーム
- 受賞者が部屋に入室時に自動再生される限定アニメーション
- プロフィールの実績セクションに追加される永久バッジ
現地授賞式での特典
- 金メッキの2026 Galaトロフィー授与
- ソウルへの渡航費全額負担(トップパフォーマー)
- タイムズスクエア、ドバイなど世界の一等地での広告露出
- 韓国・江南区の大型デジタルサイネージでの紹介
パフォーマンス報酬
12月のトラックを制覇したファミリーには20万Beanの賞金プールが設定され、モノポリースタイルのゲームなどインタラクティブチャレンジを通じた追加報酬も用意されました。
07.ライブ配信とインタラクティブ機能
BIGO Awards Gala 2026は、現地での授賞式だけでなく、世界中の視聴者に向けた大規模なライブ配信イベントでもありました。
配信プラットフォーム
- BIGO LIVE Music Live Houseチャンネル(BIGO ID: music)
- BIGO LIVE公式ウェブサイト(Bigo.tv)
- YouTube公式チャンネル
配信スケジュール(GMT+9)
- レッドカーペット:15:00スタート
- 式典本編:19:00スタート(約2時間)
配信中には、視聴者がリアルタイムで投票やダンスチャレンジに参加できる「Votebox」システムが実装され、単なる視聴だけでなく、参加型のエンターテイメント体験が提供されました。
08.特別企画とコンテンツ
BIGO Awards Gala 2026では、授賞式以外にも様々な特別企画が用意されました。
BIちゃん・GOちゃんブラインドボックス
BIGO LIVEの公式キャラクター「BIちゃん」「GOちゃん」をフィーチャーしたブラインドボックスコレクションが公開され、ファンの間で大きな話題となりました。
視聴者参加型企画
- リアルタイム投票による受賞者決定
- プレゼント抽選キャンペーン
- ダンスチャレンジへの参加機会
これらの企画により、世界中の視聴者が単なる観客ではなく、イベントの参加者として一体感を感じられる工夫がなされていました。
09.日本人受賞者について
BIGO LIVE Japan公式Xアカウントでは「日本の受賞者のみなさん、おめでとうございます」という投稿があり、日本からも複数の受賞者が誕生したことが確認されています。
特に注目されたのは、日本人クリエイターのyurika.s.vさんの存在です。Instagramでは授賞式に出席した様子を投稿しており、「BIGOを始めて今年で6周年」とコメント。長年の活動が認められ、世界の舞台に立つ日本人クリエイターの姿は、これからBIGO LIVEでの配信を始める方々にとって大きな励みとなるでしょう。
10.BIGO LIVEでの収益化の仕組み
BIGO Awards Galaに出場するようなトップライバーたちは、どのようにして収益を得ているのでしょうか。BIGO LIVEの収益化システムについても簡単に解説します。
投げ銭システム
視聴者はアプリ内でダイヤを購入し、それをギフトとしてライバーに贈ります。ライバーは受け取ったギフトをビーンズというポイントに変換し、現金化することができます。210ビーンズが約100円のレートですが、米ドル経由で換金されるため、為替相場によって変動します。
公式ライバー制度
ライバー事務所に所属して公式ライバーになると、投げ銭とは別に時給制の報酬を得ることができます。ランクによって時給は変動し、最高ランクのSSでは時給約4,800円という高額報酬が設定されています。
ファミリー制度とファン制度
BIGO LIVEには、ユーザー同士が親密にコミュニケーションを取れる「ファミリー制度」や、ギフトをくれたリスナーを招待できる「ファン制度」があります。これらの仕組みにより、ライバーとリスナーの関係が深まり、長期的な収益化に繋がりやすくなっています。
まとめ
BIGO Awards Gala 2026は、単なる授賞式ではなく、世界中のクリエイターとリスナーが一体となって作り上げる、グローバルなエンターテイメント体験でした。32カ国から1,500名が現地に集結し、150カ国から63万人がオンラインで同時接続するという規模は、ライブ配信プラットフォームの可能性を改めて示すものとなりました。
日本からも複数の受賞者が誕生し、6年間の活動が認められたクリエイターもいます。BIGO LIVEは日本ではまだ知名度が高くありませんが、それゆえにライバルが少なく、日本人であることそのものが強みになる環境です。
世界を舞台に活躍したいと考えているあなたにとって、BIGO LIVEは大きなチャンスを提供してくれるプラットフォームです。次回のBIGO Awards Galaで、あなたがトロフィーを手にする側になるかもしれません。まずは一歩を踏み出して、グローバルな配信の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

