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人気ライバーの「雑談力」|コメントが止まらない人の話し方テンプレ5選

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ライブ配信を見ていると、特別なネタがなくてもコメント欄が途切れないライバーがいます。 同じ時間、同じテーマでも、話し方次第で「空気の温度」がまるで違う。

実は、人気ライバーに共通するのは”話がうまい人”ではなく、「空気を回す人」です。 コメントを促し、リスナーのリアクションを引き出しながら、自然に流れを作る―― それが“雑談力”です。

この記事では、コメントが止まらない人に共通する5つの話し方テンプレを解説します。 今日の配信からすぐ実践できるポイントばかりです。

① 「話す」より「会話を始める」

雑談が続くライバーほど、トークの始め方が上手いです。 「話す」ことに意識が向きすぎると、リスナーは”聞く側”で終わります。 しかし、「会話を始める」意識に変えるだけで、リスナーのコメントが自然に動き出します。

1. 質問型のオープニングを使う

雑談の入口は、「今日こんなことあったけど、みんなならどうする?」のように、共感+質問が最強です。 リスナーは自分の意見を言いたくなり、コメント欄が活発になります。

例:

  • 「最近ちょっと寒くない?どんな服着てる?」
  • 「コンビニ行ったら〇〇あってテンション上がったんだけど、みんな甘いの派?しょっぱいの派?」

2. 自分の体験で”会話の入口”を作る

ネタは大きな話でなくてOK。 むしろ”日常の細かい違和感”が会話の種になります。

例:

  • 「冷蔵庫に入れた飲み物、なぜか誰かに飲まれてたんだけど(笑)」
  • 「寝る時に靴下履く派?脱ぐ派?」

会話は「完璧な話題」ではなく、「人がツッコミたくなる話題」から生まれます。


② 「間(ま)」の取り方でコメントが動く

人気ライバーほど、”しゃべりすぎない”タイミングを知っています。 雑談配信はトークよりも「間」=リスナーの思考時間が大事です。

1. 3秒の”沈黙”を恐れない

一息つく3秒の沈黙で、リスナーは「今コメントしよう」と感じます。 話し続けていると、入り込む余地がなくなるため、コメントが止まりやすくなります。
ポイント:

  • 一文ごとに「間」を置く
  • コメントを拾う時に”軽く笑顔で待つ”

これだけで、「この枠は参加していい空気だな」と感じてもらえます。

2. 「話すテンポ」より「聞くテンポ」

人気ライバーは、話し方のテンポではなく、コメントとの”受け渡しのテンポ”を意識しています。 リスナーの反応に対して、「なるほどね」「それ面白い!」など、短い返しでリズムを作るとテンポが生まれます。

会話を止めるのは沈黙ではなく、一方通行のトークです。


③ 「共感の返し」で場の温度を上げる

コメントをもらっても「そうなんだー」で終わってしまうと、会話が続きません。 大事なのは、コメントを”話題に変換”する返し方です。

1. 「わかる!」+「自分エピソード」で広げる

例:

  • リスナー:「最近寝不足で…」
  • ライバー:「わかる!昨日も3時まで寝れなかった!でも朝から元気なフリしてる(笑)」

共感のあとに”自分の小話”を入れることで、1コメントが1分の話題に化けます。

2. 「感情ワード」を繰り返す

リスナーが使った言葉を繰り返すと、「話を聞いてくれている」と感じてもらえます。

例:

  • リスナー:「今日めっちゃ暑かった!」
  • ライバー:「だよね、”めっちゃ暑かった”よね!外出ただけでやられる(笑)」

相手の言葉をそのまま返すだけで、親密度が自然に上がります。


④ 「コメント拾い」ではなく「コメント展開」

コメントを読むだけでは”報告配信”になってしまいます。 人気ライバーは、コメントを次の会話の燃料に変えるのが上手です。

1. 「Aさんのコメント×Bさんのコメント」を繋げる

例: 「Aさん、カフェ派なんだ!Bさんは家で飲む派?どっちもありだね〜!」

2人以上を巻き込む形にすると、コメント欄が一気に動きます。 これを”コメントループ”と呼び、雑談の中心軸になります。

2. コメントを”テーマ化”する

1つのコメントを拾って終わらせるのではなく、そこから「みんなはどう思う?」に変える。

例:

  • リスナー:「今日仕事でミスした」
  • ライバー:「それつらいね…みんななら落ち込んだ時どうしてる?」

“共感→質問”の流れを作ることで、会話が自然に広がります。


⑤ 「テンション」より「温度感」を合わせる

人気ライバーは、常にハイテンションではありません。 むしろ、リスナーの空気に”温度を合わせる”のが上手です。 場の温度を感じ取る力こそが、雑談力の本質です。

1. コメント欄の”空気”を読む

  • コメントのテンポがゆっくり → ゆっくり語る
  • コメントが短くポンポン来る → ノリよく返す

リスナーがどんな気分で来ているかを観察し、その空気に寄り添うことで、配信が「居心地の良い空間」になります。

2. “盛り上げる”ではなく”整える”

雑談力の高い人ほど、無理にテンションを上げません。 静かな夜の配信では、柔らかい声で話し、昼の配信では明るいトーンで軽快に――。

場を整える=コメントを動かす準備です。


🎙️ 話し方テンプレまとめ(すぐ使える要約)
シーン 話し方テンプレ 効果
会話を始めたい時 「〇〇って思う人いる?」「みんなならどうする?」 コメントを促す入口になる
コメントを拾う時 「それわかる!私も〇〇だった!」 共感と展開を両立
コメントが少ない時 「あ、ちょっと静かモード?みんな何してるの〜?」 空気をやわらげて再起動
沈黙の後 「この間(ま)大事〜!みんな考えてるね(笑)」 間をポジティブに変換
終盤の締め方 「今日もありがとう!この感じ好きだな〜」 温度を残して終了できる

まとめ:雑談力とは「コメントを回す力」

雑談が上手なライバーは、話が特別うまいわけではありません。 “コメントを素材にして会話をつなぐ力”に長けています。

  • 質問で会話を始める
  • 間を恐れず空気を作る
  • 共感で温度を上げる
  • コメントを展開して巻き込む
  • 温度感を合わせて空気を整える

この5つを意識すれば、あなたの枠は”話題が尽きない空間”に変わります。 雑談力とは、「話す力」ではなく「つながりを作る力」です。

言葉を届けるのではなく、空気を共有する。 その積み重ねが、コメント欄を動かし、あなたの配信を特別な場所にしていきます。

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