LINE登録

Pocochaのダイヤ換金額が2026年10月から再変更、インボイス制度の経過措置に伴い

ライブ配信アプリ「Pococha」を運営する株式会社ディー・エヌ・エーは、インボイス制度の経過措置における控除可能割合の変更に伴い、2026年10月1日からダイヤ換金申請時の振込額を再度変更すると発表しました。フリーライバーおよび一部の事務所所属ライバーが対象となる重要な変更です。

変更の概要

2025年4月から既に実施されているインボイス制度に伴う振込額の変更について、2026年10月1日から減額率がさらに引き上げられることが明らかになりました。

対象となるライバー

今回の変更が適用されるのは、適格請求書発行事業者登録番号(インボイス登録番号)をPocochaに登録していない以下のライバーです。

  • フリーライバー
  • 「ライバー直接支払い」に設定されている事務所所属ライバー
事務所所属のライバーで「ライバー直接支払い」に設定されていない場合は、今回の変更の影響を受けません。ただし設定状況が不明な場合は、必ず所属事務所に確認しましょう。

減額率の変更内容

ダイヤ換金申請時の減額率が、以下のように段階的に変更されます。

  • 2026年9月30日まで:換金申請額の1.82%を減額
  • 2026年10月1日以降:換金申請額の2.73%を減額

なお、通常の源泉徴収は別途発生するため、実際の手取り額はさらに減少することになります。

3つのタイプ別対応方法

Pocochaは、ライバーの状況に応じて「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」の3つに分類し、それぞれ対応方法を提示しています。

Pococha公式

Aタイプ:変更対象外

すでに適格請求書発行事業者登録番号を取得し、Pocochaに登録済みのライバーは、今回の変更の影響を受けません。

Bタイプ:課税事業者だが未登録

基準期間の収入が1,000万円を超える課税事業者に該当するものの、登録番号をPocochaに登録していないライバーが該当します。

Bタイプの方は、すでに消費税を納税する義務がある課税事業者です。登録番号を取得してPocochaに登録すれば、2.73%の減額を避けることができます。登録番号を取得済みの場合も、Pocochaへの登録を忘れずに行いましょう。

Cタイプ:免税事業者

基準期間の収入が1,000万円以下で、免税事業者に該当するライバーです。このタイプの方が登録番号を取得すると課税事業者となり、消費税の申告義務が新たに発生します。

減額を避けるために課税事業者になるべきか、免税事業者のまま2.73%の減額を受け入れるべきかは、収入状況や経費などを考慮して慎重に判断する必要があります。

ライバーにとっての意義

今回の変更は、ライバーの収入に直接影響する重要な制度変更です。

手取り額への影響を正確に把握する

2026年10月以降、インボイス登録番号を未登録のライバーは、換金申請額の2.73%が減額されます。例えば月100万円を換金する場合、27,300円が減額されることになります。さらに源泉徴収も別途発生するため、実際の手取り額の変化を正確に計算しておくことが重要です。

自分のタイプを正確に把握する

課税事業者に該当するかどうかは、当該年の2年前の収入によって判定されます。例えば2026年の判定には、2024年1月1日から12月31日の収入が基準となります。

Pococha以外の収入も含めて判定されるため、副業や他の事業収入がある場合は特に注意が必要です。

専門家への相談を検討する

課税事業者になるべきか、免税事業者のままでいるべきかは、個々の状況によって最適解が異なります。Pocochaからの収入だけでなく、経費の状況、他の収入源、将来の収入見込みなどを総合的に判断する必要があります。

税制に関する判断は専門性が高く、誤った選択は後々の税務トラブルにつながる可能性もあります。最寄りの税務署や税理士に相談し、自身の状況に合った判断を行うことを強くおすすめします。

リスナーにとっての意義

今回の変更は直接的にはライバーの報酬に関わるものですが、リスナーにとっても無関係ではありません。

推しライバーの収益環境を理解する

ライバーの手取り収入が減少することで、配信活動の継続が難しくなるケースも考えられます。特に収入がボーダーライン上にあるライバーにとっては、配信頻度や活動方針を見直すきっかけになる可能性があります。

推しライバーがどのような状況にあるのかを理解し、可能な範囲でサポートを続けることが、お気に入りの配信を守ることにつながります。

配信業界の制度変化を知る

インボイス制度は、ライブ配信業界だけでなく、フリーランスや個人事業主全般に影響を与える大きな制度変更です。今回のPocochaの対応は、他のプラットフォームでも同様の変更が起こりうることを示しています。

配信業界全体の動向を理解することで、より深くライブ配信文化を楽しむことができるでしょう。

今後の見通しと対応

Pocochaは、インボイス制度の経過措置に応じて、今後も変更が発生する可能性があることを明らかにしています。制度変更が生じる場合は事前にアナウンスされる予定です。

登録番号の確認と登録方法

自身のインボイス登録番号の登録状況は、Pocochaアプリ内で確認できます。

  • マイページを開く
  • 「設定」を選択
  • 「インボイス登録番号」を確認

登録フォームが空白の場合は未登録状態です。過去に登録操作を行った記憶がない場合は、未登録となっている可能性が高いため、必ず確認しましょう。

適格請求書発行事業者の登録申請は、納税地を所轄する税務署に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出することで行えます。詳しい手続きは国税庁のインボイス制度特設サイトで確認できます。

情報収集を継続する

インボイス制度の経過措置は段階的に変更されていくため、定期的に公式からの情報を確認することが重要です。Pocochaの公式noteや運営からのお知らせを見逃さないようにしましょう。

ライブ配信を取り巻く環境は常に変化しています。制度変更に柔軟に対応しながら、楽しい配信活動を続けていくために、正確な情報に基づいた判断を心がけましょう。

新着ニュース

LINE登録
目次