Pococha運営が、ボイスライバー向けにAIを活用したアイコン画像のアップデート方法を公式noteで公開しました。簡単3ステップで、既存のアイコンをプロ品質の高品質画像に生まれ変わらせることができます。
- ChatGPTやGoogle Geminiを使い、既存アイコンを高品質化する手順を紹介
- 縦長9:16の配信背景としても使える一枚絵を生成可能
- 権利侵害を防ぐGoogle画像検索での事前確認方法も解説
ボイス配信こそアイコンが重要な理由
Pococha運営は、ボイス配信では声が主役であるものの、リスナーが配信枠に入るかどうかを決めているのは「アイコン」だと指摘しています。
リスナーは入室前に無意識のうちに「アイコンの雰囲気」をその枠の空気感やライバーの声のイメージとして受け取っており、アイコンにこだわることで次のようなメリットがあるとしています。
- 新規のリスナーが入ってきやすくなる
- リスナーが枠に定着しやすくなる
AIでアイコンをアップデートする3ステップ
公式が推奨する手順は非常にシンプルです。
- ChatGPTまたはGoogle GeminiなどのAIサービスを開く
- 普段使用しているアイコン画像を1枚添付する
- 公式が用意したプロンプト(指示文)をコピペして送信する

公式が用意したプロンプトには、次のような指示が含まれています。
- 人物の同一性・髪型・髪色・瞳の色・表情・衣装を維持
- 縦長9:16の配信背景用一枚絵として生成
- バストアップ構図で顔を大きく配置(画面下部3分の1はUI重なり前提)
- 線画の強弱・抜き・かすれや、厚塗り〜水彩混じりの繊細なグラデーションなど、プロの絵師タッチを再現
- 瞳・髪・肌のディテールを重点的に描き込み、AIっぽいのっぺり感を除去
生成された縦長画像は配信背景にそのまま設定でき、顔まわりを正方形に切り出せばアイコンにもなります。
以下の文章をコピーして、チャットにペーストしてください。
▼ 画像アップデートの文章
この添付画像の人物を参照元として、人物(被写体)の同一性・髪型・髪色・瞳の色・表情・衣装はそのまま維持したうえで、Pocochaのボイス配信背景に使う「縦長9:16」の一枚絵に描き直してください。
プロのイラストレーターが描いた繊細で上質な一枚絵を目指します。
【構図(重要・もっとアップに)】
- バストアップ(胸から上)を基本に、顔を画面の上〜中央に大きく配置する
- 引き(全身・ロング)にはしない。顔と表情がしっかり見える距離感
- 縦長9:16。画面下部(約3分の1)はコメントやUIが重なる前提で、要素を詰め込みすぎない
【繊細な絵師タッチ(重要)】
- 線画:均一なベタ線をやめ、強弱・抜き・かすれのある繊細な手描き線
- 塗り:厚塗り〜水彩混じりの繊細なグラデーション。色数を増やし、頬・鼻先・指先に血色や環境光の移り込みを入れる
- 瞳:虹彩の層・複数のハイライト・濡れたような質感を最重要パーツとして描き込む
- 髪:一本一本の毛流れ、毛束の透明感、艶のハイライト、ほつれ毛
- 肌:やわらかいグラデーションと陰影、AIっぽいのっぺり・プラスチック感を完全に除去
- 全体:繊細で上品なタッチに統一し、ディテールの密度を上げる
【背景(世界観)】
- 人物の雰囲気に合う世界観のある空間を、奥行き(手前・中景・奥)と照明設計で構築する
- 背景は描き込みすぎず、被写界深度で上品にぼかして人物を引き立てる
【維持・禁止】
- 人物の同一性と世界観のモチーフは変えない
- 実在の人物や特定作品のキャラクター・画風・特定の絵師に寄せない
- 文字・ロゴ・透かし・余計な人物は入れない
- 縦長9:16、配信背景として成立する構図公開前の安全確認:Google画像検索で類似チェック
Pococha運営は、生成した画像を配信で使い始める前に、Google画像検索(Googleレンズ)で既存キャラクターとの類似をチェックすることを強く推奨しています。
スマートフォンのGoogleアプリまたはブラウザで画像検索を開き、カメラマークをタップして生成画像をアップロードするだけで、既存の作品や他人のイラストと過度に似ていないか確認できます。もし既存キャラクター等にそっくりなものがヒットした場合は、プロンプトの単語を書き換えて再生成することで類似リスクを下げられるとしています。

配信ラボの視点
ボイス配信ではリスナーが配信者の顔を見ることができないからこそ、アイコンが果たす役割は通常の配信以上に大きくなります。Pococha運営が公式にAI活用ガイドを出した背景には、ボイスライバーの多くが「なんとなく作ったアイコン」のままにしている現状があると考えられます。
今回公開されたプロンプトは、AIっぽいのっぺりとした質感を排除し、プロのイラストレーターが描いたような繊細なタッチを実現するための具体的な指示が詰め込まれています。特に「瞳の虹彩の層」「髪の毛束の透明感」「肌のやわらかいグラデーション」など、細部への指示が充実している点が特徴的です。
また、権利侵害リスクへの配慮として、特定作品や人物を真似しないこと、Google画像検索での事前確認を行うことを明記している点も重要です。AIツールが普及する中、ライバー自身が安全に生成物を使うためのリテラシーを身につける必要性が高まっています。








